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今年はイタリアの大画家 アンドレア マンテーニャの没後500年。彼が生活したイタリアの3都市パドバ、ベローナとすでに展覧会が開催され、ついに9月16日マントバに到着した。今回の展示は350作品中、64作品がマンテーニャのオリジナル、実に140の世界のミュージアムから集められた。中でも興味深いのはパドバのオベターリ礼拝堂にあったフレスコ画。1944年に第2次世界大戦で礼拝堂は崩壊された。近年壊れたフレスコ画80000片がコンピューターの最新テクノロジーにより再現された。まさに8万パズルだ。またミラノのブレラ美術館のメイン作品死せるキリストももちろん出張中だ。マントバはミラノから約1時間半。ぜひ訪ねてみよう。
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by maxharvest_travel | 2006-09-21 17:29
博物館や、美術館で美しいものを見ることがこんなにも自身に刺激を与えてくれるものか、それは美しい音楽に出会うような感激と似たようなものがある。イタリアにいるとそんな感動的な展示会に時々出会う。
ナポリの国立考古学博物館で開催されているポンペイのアルジェント展これがちょっと話題を呼んでいる。
ポンペイは説明するまでもないが約1900年前ヴェスーヴィオ火山の噴火によって一瞬にして灰に埋まった街だ。現在では町が再現されてすばらしい歴史遺産として日々観光客が後を絶たない。ここで発掘された物はほぼすべてがナポリの国立考古学博物館に保存されている。
今回のこの特別展ではポンペイで発掘された銀製品がずらりと展示されている。じっくり見ると、カッサンドラが息子を殺すシーン、まさに生きているような彫刻や、トロイのすばらしい馬の彫刻等の入ったカップや皿、裕福な当時のローマ人のお宝を一気に拝見できる。時の流れとその美しさを思うだけで鳥肌が立つ。
展示会は10月2日まで。ポンペイの遺跡を最初に訪ねてから博物館へ足を運ぶことをお勧めしよう。
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by maxharvest_travel | 2006-09-10 23:29
まだまだ、最期の晩餐のリクエストは、おさまらないようで・・・予約担当の私と致しましては、眠れない夜が続いています。夢の中にも、レオナルドが出てきたり・・・
そんなおり、日本人観光客にはまだあまり人気の少ない、ダ・ヴィンチ科学博物館が、夏休み企画として、レオナルドが最期の晩餐に用いた技法でのフレスコ画(従来のフレスコ画とは異なる)レッスンに行ってきました。砂と石灰を混ぜ合わせて土台作り、そして顔料と玉子の黄身、お酢と水、さらに動物性ののりを加えます。レオナルドが用いたこの技法は従来のフレスコ画とは違い、土台を完全に乾かした状態で、この絵の具を用いて描きました。フレスコ画とは、まだ土台が乾いていない状態で絵を描きます。そのため、絵の具は中まで浸透しますから、何世紀にわたってもその鮮やかな色彩は、私たちに感動を与えてくれます。ヴァチカンのシスティ-ナ礼拝堂のミケランジェロの"最後の審判"が良い例ですね。レオナルドは、偉大なアーティストであると共に、偉大な発明家でもあったわけでこの技法を用いたのです。確かにフレスコ画とくらべると、色彩の鮮やかさは、雲泥の差!光沢といいさぞかしこの絵が描かれた時には、すばらしいものだったことでしょう。ただ、描かれた場所が食堂、そしてナポレオン時代には馬屋に使われ、最悪の保存状態!さらに戦争の際爆撃も受けたため、野ざらしの状態でした。描かれた直後から傷み出したこの絵がいまだに残っていること自体、奇跡の絵といわれる所以なのですね。・・・こんなことを書いてしまうとまたリクエストが殺到してしまうかしら・・・
9月後半はまだまだ予約受け付けております。お早めに!
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by maxharvest_travel | 2006-09-04 18:16