シチリア島のまぐろ漁港

間15万人の観光客が集まるというシチリア州エディガ島。ヨットの世界大会アメリカンズカップの予選が行われるところとしても有名だ。
実はそれ以外にエディガ島のファヴィニャーナは唯一のまぐろ漁港として知られている。かつては78もあったまぐろ漁港は今では規制によりここだけとなった。夏の初めまぐろたちは大西洋を離れ温度の高い地中海に集まる。そこで漁師たちは約1.5kmにも及ぶ網をかける。この網は袋状になっていて、5つの部屋に区切られている。最後の5つ目の部屋にまぐろたちが入ったところを射止める。この瞬間海は真っ赤な血に染まる。なんともいえない迫力だ。これをマッタンツァと呼ぶ。これはスペインのマタールという闘牛の最後の射止めという言葉から来ている。1341年シチリアがスペイン支配にあったとき初めてのまぐろ釣りがここで行われ名付けられた。まさに海の闘牛場なのだ。この港にはこの歴史あるまぐろ釣りの博物館もある。当時の網も展示されている。
それにしても海の闘牛を見に多くの観光客が集まり、市長いわくまぐろで観光客を釣ったと大喜びだそうだ。
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by maxharvest_travel | 2005-07-01 15:56 | その他